盲導犬フラッシュのプロフィール　
↑ぐりさん特製！盲導犬フラッシュアイコンです！

たかさんは、１９９５年９月に髄膜炎という病気で倒れました。それから入院すること７ヶ月、気がついた時には光を失っていました。視覚障害１級。全盲です。たかさんが２８歳の時でした。それでも、元気に明るく障害に負けないたかさんは、盲導犬フラッシュがきてくれてさらにパワーアップしたのでした！

皆さんは盲導犬をご存知ですか？盲導犬は視覚障害者の目となって導いてくれる犬のことです。たかさんにとっては、心から信頼できるパートナーです。

我が家の盲導犬（過保護盲導犬ともいう）フラッシュを通じて盲導犬を少しでも身近に感じていただけたらうれしいです！



皆さんは演歌歌手の中村美律子さんが盲導犬の寄付をなさっているのをご存知ですか？
毎年1頭、盲導犬を心待ちにしている視覚障害者のために寄付をしていただいています。1999年は、1年で3頭もの寄付をしていただそうです。 そして、我が家のアイドルフラッシュ君は中村美律子さんの寄付による盲導犬の記念すべき第５号（みつこ５号）なのです。
名前：　
 　ＦＬＡＳＨ
出身地：　
 　ニュージーランド
父親：　
 　フィル（ラブラドール・リトリーバー）
母親：　
 　ユービー(ゴールデン・リトリーバー)　
誕生日：　
 　1996.8.6
社会福祉法人　日本ライトハウス行動訓練所で訓練を受け 1998年12月4日にデビューしました。とってもシャイでおとなしいハンサムＢＯＹです。


　

こんにちは、僕は盲導犬フラッシュです。
今度日本に遠い国からやって来ました。 その国はニュージーランドという国です。大変遠い国なので飛行機に乗ってこの日本に来ました。タカさんのお手伝いをする為にです。タカさんは病気で両目の視力を完全に失ってしまい、現在は、まったく目が見えません。
皆さんは、僕のようなタカさんのパートナーとなって仕事している盲導犬の事を御存知でしょうか。最近はよくテレビＣＭやドラマでも僕と同じ仕事をしている盲導犬の事について放送されているので僕もなんだかうれしいです。
そんなタカさんと僕を街で皆さん見掛けたら、申し訳ないのですが次の事についてお願いがあるのです。
１．僕にえさをあたえないで下さい。健康管理の為、
　　毎日決められた食べ物を決められた量食べているので、お願いします。
２．白いハーネスを着けている仕事中は僕に手を触れたり「フラッシュ」と声を掛けないで下さい。
　　よそ見をして道がずれてしまうとタカさんが道に迷ってしまうからです。
　　（でもタカさんには声を掛けてもらっても全然結構なのでタカさんには声を掛けてネ。）
３．盲導犬の僕ですが日本の道をしっかりと覚えるのには時間がかかります。
　　それと僕には信号機の青や赤も判断できません。全てタカさんが音や心の地図で判断しています。
　　僕はタカさんの指示に従って歩いています。
　　信号機で二人を見掛けたら信号機の青や赤をタカさんに教えて下さい。
　　それだけで僕もタカさんも本当にうれしいです。安心して二人で横断歩道を横断できます。
最後に、僕のような盲導犬について広く皆さんに知って頂いて本当にうれしいのですが、悲しいこともありました。市内のレストランにタカさんと僕とで食事に行こうとした時、僕がいる為にその店の店長に入店拒否をされました。

この様な入店拒否は、実際に僕も日本に来て初めてでした。タカさんとの訓練を致しました大阪府の何処の街でも快く飲食店や大手スーパーや電車やバスや公共施設…その他色々一緒に行きましたが、このような入店拒否は一切無かったからです。

それ以来、僕とタカさん二人で一軒一軒レストラン・喫茶店・公共施設などに行き、盲導犬の事について説明させて頂き、御理解御協力頂けたお店・公共施設の玄関入り口に青と白に彩られた盲導犬同伴可ステッカーを貼って頂いております。

みなさんまたこのステッカーを何処かで見掛けたらそのお店・公共施設はバリアフリーを心がけて下さっているあたたかいお店・公共施設だと思って下さい。

タカさんは目が見えません、僕が来る前は白い杖を頼りに一人で歩いていました。けど僕が来てからは二人で一緒に何処へでも出掛けてくれます。僕もいろんな所に行けてうれしいです。
これからも、ずっと二人でこの日本の街を一歩ずつ歩いて行きたいです。みなさん、どうぞ二人をあたたかく見守って下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フラッシュ より




日本に1枚しかなかったＦＬＡＳＨ君の子犬の時の写真です。
ニュージーランドで撮られたもので、ライトハウスに無理をお願いして お借りしました。
とってもかわいいので皆さん見てね。

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